オレンマニエヨ。
勢いでブログを開設し、言いたいことだけ言い散らかして、なんと半年以上も放置してしまいました。もっと短めの記事をコンスタントに更新すれば良いと思うんですけど、今回も書き終えてみたら自分でも引くほどの超大作になってしまいました。こんなはずでは…。
でも最初から最後まで全てみなさまと分かち合いたい話しかありませんので、お時間ある時にでも読んでいただけたら嬉しいです。多分、20分くらいで読めます。
去年、発売された「2018 WINNER SUMMER STORY in Philippines」。この映像にWINNERひいては我らがリーダー・スンユンの良いところが全部出ちゃってたので、今回はこちらについて(途中めちゃくちゃ脱線しつつ)お届けしたいと思います。
www.hmv.co.jp(ちなみにこちら、約90分のDVD(日本語字幕あり)と196ページのフォトブック、52ページのフィルムブックにポラロイド16枚、そしてセルフィー・フォトカード1枚付きでHMVなら5,713円!えー!?やすーい!おトクー!これは買っちゃうわー!!)
2月にスタートした"We"ll always be young"ツアーから間髪いれずに韓国でカムバし、音楽番組から連日の学園祭ステージまで、「EVERYD4Y」という曲名通り本当に休むことなく活動したWINNER。
そんな彼らが活動を終えて久々のバカンスで訪れたのが、フィリピンのラゲン島。こちら「1島1リゾート」らしく、「エルニド リゾーツ ラゲン アイランド」に泊まったみたいです。手が届かないお値段でもないから行ってみたいな~。
ラゲンアイランド リゾート案内|エルニドリゾーツ
エルニド リゾーツ ラゲン アイランド (El Nido Resorts Lagen Island) -フィリピン-【 2018年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
フィリピンの首都マニラから小さめのプロペラ機に乗り継いでパラワン島エルニドまで行き、そこからラゲン島まで船で約50分と相当の長旅。
「移動がスペクタクル」と言いたいのに上手く言えないジヌちゃんと、フォローするスンユン。さすが序盤から安定感を見せつけてくる~!
そしてラゲン島に到着する前から絶好調な全力少年は、こんなことを言い出します。
スンユン「(旅行中)絶対に走らないようにしよう!」
「心に余裕を持って楽しもう」って言いたいのはわかるしアイディア自体はすごく素敵なんだけど、いかなる時でもルールや規則を作りたがるこの感じが最高にスンユン。しかも「走ったら罰ゲームね!」とか言い出す。
え…バラエティ番組でもないのに自ら罰ゲームを提案だなんて鬼のストイックか…と思ってたら
スンフン「休みに来たのに罰ゲームするの?w」
さすが、視聴者の意見を代弁してくれるのはやはりイ次長!突っ走るスンユンにスンフンがツッコむというこの流れはWINNER名物なので、趣深く観察してくださいね。
ちなみに早速フィリピンの話から脱線するのですが、この2人、通称スンスンコンビの正反対っぷりが私的には毎回ツボです。
例えば以前「パク・ジニョンのPARTY PEOPLE」に出演した時、JYパークさんが「恋愛してるの?」なんてクソ下世話なこと聞いてきた場面がありまして
スンフンは「してません」と即答。そのスピード感も素晴らしかったので、見たことない方には動画でもチェケラしてほしいところ。
で、これで丸く収まるわけじゃないですか?しかし、ここで終わらせないのがこの男ですよ。
スンユン「僕は恋愛してます(ドヤァ)」
スンユン「ファンたちと♥(ドヤドヤドヤァァァァ)」
……言うと思ったー!!スンフンさん、お気持ちお察しいたします。
はたまた、同じ番組内にて。実は「LOVE ME LOVE ME」にはスンフンが作ったけどお蔵入りになった幻の振付があるという話から、それを餅GORIさんに見せる流れになります。(最終的にはヤン会長が考えた振付が採用された)
するとスンフンverの振付を見たMOCHIゴリさん、大絶賛!(私と珍しく意見が合ったね!)初めて見たファンに向かって「こっちの方が良いよねー!?」と煽って盛り上げます。
煽られて盛り上がるファンを慌てて鎮めようとするスンユンw
どの部分が良かったのか、解説を続けようとするMOCHIゴリさんにスンユンは「いやいや会長の振付の方が…!」と必死で抵抗するのですが、ここでスンフンが横から「とりあえず聞いてみようよ」と制して話を聞く流れになるのです。
猪突猛進型でエアーブレイカーだけど憎めないスンユンと、頭の回転が早く柔軟な思考の持ち主スンフン。同じクラスにいても絶対友達にはなってないわこの2人って強く思ったエピソードのご紹介でした。この清々しいほどの性格不一致ぶりが逆に良いんですけどね。
さて、フィリピンに話を戻して。
「絶対に走らないこと!」と言っていたスンユン、50分という長い船旅の途中でトイレに行きたくなってしまいます。その様子を察知したスンフン、すかさず
スンフン「スンユンはトイレに行く時、走るの禁止!w」
いやー、お見事。なんと頭の回転が早いこと!スンユンの提案に文句を言いつつも、最終的にはこうやってイジってあげる優しさもさすがです。
そんなこんなで無事ラゲン島に到着したWINNER御一行様。2日目は、①各自ホテルで好きなことをやる→②兄組はリゾートでカヤック、弟組は島を出てダウンタウンへ→③4人集合してアクティビティというスケジュールを組みます。
ここでも4人の個性出まくってたんで、かいつまんでご紹介。まずはジヌちゃん。
ジヌ「シュノーケリングはやったことがあるから、他の新しいものをやってみたくて。だからスキューバダイビングをやりたい!思ったことはやらないと気が済まない性格なんです。」
目をキラキラさせながら嬉しそうに話す彼は、朝早く起きて本当に1人でスキューバダイビングをしにいきます。
これがこのキム・ジヌという男の面白いところなんですけど、なんだか頼りなさげなイメージとは裏腹に心臓に毛が生えてんのかってくらいの強心臓の持ち主。そして好奇心旺盛。よくメンバーが口をそろえて「ジヌヒョンは実はすごく男らしいんですよ」って言うの私は未だにピンと来てませんけど、こういう部分について言ってるのなら頷ける。
そういえば『花より青春』では喜々としてスカイダイビングに挑んでいました。過去に他の番組でスカイダイビングできると思ったのに結局やらせてもらえなかったことを根に持ちまくって、くそ恨めしそうに回顧してたのは今思い出しても面白すぎる。
「人の心をもてあそんだ」って、スカイダイビングに対する情熱すげぇな!それ 普通罰ゲームだから!まぁ無事にオーストラリアで夢が叶って良かったです。
ちなみに、やりたいことをやるためならガンガン1人で行動する派なのも意外じゃないですか?WINNER TVの2話でそれぞれ日本で好きなことをやるっていう時、カンナムコンビは渋谷へ行きラッパーラインが川越に行ったのに対して、ジヌちゃんはキムタクのドラマを再現すべく1人で東京タワーに行きました。理由ww
やったことないから挑戦したかったスキューバダイビングだけど、いざやるとなると「し…死にはしませんよね?」とビビり倒すところまで引っくるめて可愛いジヌちゃん。
でも結局、島育ちのポテンシャルを活かしてとっても上手に泳いでおりました。
続いてスンフン。
朝は早起きせず、ゆっくり。
リゾートのトレーニングルームで爽やかな汗を流し
プールサイドで優雅に過ごします。
本人曰く「いつも旅行先ではもっとアクティブに活動するけど、今回は余裕を楽しむために敢えて違う行動をしてみた」とのこと。明確な意思を持って生きている感じがすごい…。
その後、ジヌとスンフンの兄組は合流してのんびりカヤックを楽しみます。この2人のゆるーい雰囲気と絶妙に噛み合わない会話が最高に平和でした。
世話好きスンユンがジヌちゃんのお世話をするのを見てても何も思わないんですけど、スンフンに関しては「いつもジヌちゃんに優しくしてくれてありがとう!!」と感謝してしまうジヌペンです。
どうでも良いけど、足の裏ってなかなか見れるもんじゃないからなんか面白かった。そしてチューチューって字幕じわる。
マイノくんはしっかり8時に起床してすぐプールへ。
各自、好きに過ごす時間のはずですが
颯爽とスンユンが現れ、合流。君たちは本当に仲が良いわね。
シュノーケリングをつけてお互いに水中で写真を撮りあったり
スタッフさんにハイテクなアイテムを借りたりして遊びます。 これ本当に楽しい!と言いながら嬉しそうにはしゃぐ2人の姿は、年相応(もしくは少し幼いくらい)の男の子って感じでめっちゃ可愛いし、ずっと見ていたい。
水遊びを終えた少年2人は、船に乗って隣の島のダウンタウンへ。
いやーほんとこの2人の「年頃の男の子同士の親友」っていう空気感が最高ですよね?
途中、島のおしゃれなBarにて2人で乾杯。
"旅"つながりということで、スンユンが『花より青春』を振り返り始めます。
スンユン「僕は正直楽しめなかったんだ。何か心の片隅では気楽になれない感じで。だから今回、旅行に来る時話していたのが、もう仕事とか番組だとか考えずに急ぎたくない、強要されたくないって。」
最初の「絶対に走らないようにしよう!」の提案は、この想いから来ていたものでしたね。イジってごめんな。
ところで、そんな"心の底から楽しめなかった"辛い記憶になっている『花より青春』では一体何があったのか…?伝説のトウモロコシ事件&デニム事件をご紹介しましょう。
この番組ではオーストラリアを旅行したのですが、お小遣いが決まっていたため自由にお金を使えませんでした。そこでリーダーであり現実主義者のスンユンがお金を管理することになるのですが、このグループには筋金入りの楽観主義者がいることを忘れてはいけません。
そうです、またこの2人の争いが勃発するわけです。
スーパーで買物中、「明日の朝食で食べようぜ~」ってことでスンフンがトウモロコシをカートに入れます。その値段、4豪ドル(と勘違いしていただけで本当は2.5豪ドル)。
するとそれを目ざとく見つけたカン総務、
「トウモロコシは4切れも必要ない」「缶のコーンなら95セントで済む」と指摘しますが、スンフンも折れずに「1切れ単位では売ってない」「バターで焼いて食べたい」などと反論して一触即発。たかが4ドルのトウモロコシを巡って異国で言い争った謎の珍事件ということで、私の中では一生語り継いでいきたいWINNERモーメントのひとつです。
ここで頼りになるのは、歩く平和条約キム・ジヌ・チャン。「もういいよ買いなよ~たかが4ドルだろ」と2人をなだめ、
「ヘンボカジャ~♥」とまとめる見事な手腕を見せます。ありがとう、WINNERの平和維持軍。
しかし、これで終わっていたら『花より青春』はここまで我々の記憶に残っていなかったかもしれません。なんと、怒る頻度はオリンピック以下とすら思われる大天使ジヌちゃんが過去最大級にキレる事件が発生するのです…!
4人はドッキリで連れてこられたので、囚人風の衣装を着てオーストラリアに来ました。しかし限りあるお小遣いは旅行を楽しむために使いたいと考える4人は、一向に服を買わず囚人服で過ごします。
まさか天下のYGアイドルが、お金を節約するためとは言えオーストラリアを囚人服で歩き回るとは予想していなかった制作陣。その様子を見かねて「これで洋服買いなよ」ってことで別口で100豪ドルの資金を支給してくれることに。
そこで代表してスンスンコンビが洋服を買いに行くのですが、スンフンは楽な服なら何でも良いので自分・ジヌ・ミノ用に19豪ドルのズボンを選んだのに対し、こだわり屋さんのユンちゃんはどうしても29豪ドルのデニムが欲しくなってしまいます。
イ・楽観・スンフンさんが「良いじゃんデニム買いなよ」と後押ししたことで、スンユンだけ高いデニムを買うのですが、これが後に大事件を引き起こすことに……。(ちなみに画像を見ればわかる通り、バッグも買わずにDUTY FREEの袋を靴ひもで改造して使用していた)
買ってきてもらったズボンに満足したジヌちゃんでしたが、部屋で問題のデニム(またの名を「第2のトウモロコシ」)を発見します。
ジヌ「(デニム…!?)」
ミノが事情を説明するものの「洋服代はスタッフに別でもらった」という最も大切な説明を省いてしまったため、ジヌちゃんは「あれだけお金にうるさかったスンユンが限られたお小遣いで自分だけ高いデニムを買った」と勘違いしてしまうのです。
ジヌ「スンユンには失望した」
たかが4ドルのトウモロコシの次は、29ドルのデニムで亀裂が入りかけるグループ面白すぎません??ちなみにこの時のジヌちゃんは、前述した「心をもてあそばれて結局スカイダイビングができなかった時」と同じくらい怒ってたらしい。
何はともあれ滅多に怒ることのない菩薩がキレちらかしてるわけですから、ミノが事態の深刻さに気づいて急いでスンフンに相談し、仲裁に入ります。
昨今のアイドルって「ケンカはしない」って言うグループが多いですよね。意外とiKONとかもそうだし。それに対して「僕たちはよくケンカするんです」「誰か2人が言い合いになったら他のメンバーが仲裁します」と各所で話しているWINNERさん、『花より青春』を見れば大納得でございます。そして、いつもは仲裁役のジヌちゃんが怒ってしまったとなれば他の子が仲裁役となるわけです。
ちなみに、ミノって強く自分の意見を主張して誰かと対立している場面をあまり見ない気がしますが(音楽的な話は別だけど)、かと言って誰かと誰かが揉めているとアタフタしちゃって1人ではどうにもできないのが可愛らしい。THE長男。
スンフンがジヌちゃんを呼び出してスンユンがデニムを買うことになった経緯を説明し、誤解を解いて一件落着。余談ですが、この時のBGMが『君の名は。』の「スパークル」なのはやめてほしかった本当にwPD天才w
この2つの騒動は『花より青春』3話にて見られますので、良かったらどうぞ。本人たちは本気で喧嘩してるから笑っちゃいけないんだけど、でもやっぱり何回見ても面白い。
(トウモロコシ事件は3分30秒~、デニム事件は12分40秒~)
お時間がある方は、是非『花より青春』1話から4話まで見てみてください。もはやWINNERとか関係なく、旅番組としてすっごく面白いので特に旅行好きの人に見てほしい!
私はよく1人旅をするので、航空券や宿、現地の移動手段など全て自分で手配しますし旅慣れている方だと思うのですが、自力で旅行することなんて滅多にないはずのWINNERが見せる"旅スキル"にはガチで感服しました。自分もこんな旅行したい!と、見ながらワクワクしてくる番組です。
ということで長すぎる脱線、これにて終了。もはや『花より青春』で記事書けよ自分。
こんな感じで、振り返ってみるとスンユンにとっては確かに過酷なことが多かったオーストラリアの旅。フィリピンでのバカンスはお金のことなんか気にせず、ただ楽しんでヒーリングになると良いね(泣)
そのまま 2人でお酒を飲みながら、リラックスした雰囲気で本音トークになります。そこで、ミノがトークショー『秘密の庭園』でスンユンのことを「責任感が生んだ怪物」と表現した話題に。
その時のミノの言葉を紹介します。(ちなみにこのミノのビジュアルが爆イケすぎて最初は話の内容が全然入ってこなかったという無駄な情報)
ミノ「普段からスンユンに言いたかったのが、WINNERというグループで、特にスンユンはリーダーなのでもっとそうだと思いますが、一言で"責任感が生んだ怪物"だと僕は表現したんです。すごく…どこか悲しい言葉でもあり…。
もちろんリーダーシップがある友人ですが、生まれた時からリーダーではないですよね。でも責任感を持ってリーダーという立場で本当に無限の努力をしてチームを率いていこうと努力をして、そんな姿を無数に見てきました。
でもスンユンが責任感の中に閉じ込められているんです。それで実際に自分を見失う状況までいきました。その時とても辛そうでした。自分は趣味もない人間で、何者なのかわからないと。なので一緒に趣味(カメラ)を共有して、だんだん良くなっていきました。現実に甘んじないようにと、ずっと走り続けていこうと前だけを見て…こんな習慣のせいで、少しは休んでみようという話をした気がします。」
まさかスンユンにそんな大変な時期があったなんて…と衝撃を受けたとともに、あぁ本当にミノがいて良かったなと。
責任感に囚われ自分を見失った姿を心配して「一緒にカメラをやろう」と誘って。それがスンユンにピタリとハマって、今ではインスタでカメラアカウント(@y8n_l8ks_at)を作るまでになったんですよ。すごく素敵なことじゃないですか?
やっぱりミノはスンユンの一番の親友であり、理解者であり…そして元リーダーだからこそわかってあげられる苦しみがあるのだと改めて思いました。
『人間知能』という番組内では、ミノも去年の頭にパニック障害を克服したことが語られています。それがスンユンの暗黒期とどちらが先かはわからないけど、何かとストレスを受けることが多すぎる環境なので、お互いを支え合いながら体も心も健康でいてくれることを祈るばかり。
このあとミノユンもリゾートに戻り4人で釣りをするのですが、そこは割愛させていただくとしてw
フィリピン最後のディナータイムは、「本当に忙しかった」と口をそろえる「EVERYD4Y」活動の話から始まって深い話になっていきます。
ミノユンがダウンタウンで買ってきたお酒で乾杯。「スンフンはお酒が弱い」ってスンフンに関するパーソナルデータの中でも最高級に有益だと思いましたね。
「EVERYD4Y」の活動の中で印象的だったことについて、ミノがこんなエピソードを話していました。
EVERYDAY音源公開前のインタビューで「音源成績に対して負担はあるか?」と聞かれて「負担はなくてただ責任感があるだけですよ」とクールに答えていたスンユン、4時間後の音源公開とともにチャートを10秒ごとにチェックする鬼と化したことをマイノさんにバラされる pic.twitter.com/lbUVlC6sd0
— J (@idol_bakuoshi) 2018年9月2日
ネットのコメントも隈なくチェックしちゃうし、検索窓の履歴にはいつも一番上に「WINNER」が出てくるというほどエゴサの神スンユン。フィリピンは電波が弱くて面倒だからネットもあまり見なかったらしく、自然と余裕が生まれたとのこと。ジヌには「スンユンだけもう少しここにいれば?」と言われる始末w
「チャートが気になるのはどうしようもできないよ~」と嘆くスンユンに、「素振りを見せなかっただけで、みんな同じ気持ちだったよ」「ランキングを気にしない人はいない」とフォローする3人という構図がWINNERらしくて好きです^^
小さなことで喧嘩する性格も価値観もバラバラな4人だけど、誰かが苦しんでたら誰かが癒やして。そうやって今までも色々なことを乗り越えてきたんだろうし、これからもそうであってほしいと思います。
あとスンユンのこの言葉が、とても印象的でした。

スンユン「INNER CIRCLEは本当に菩薩(=心が広い)だと思う。アイドルのファンだから、大きなことじゃなくて当たり前のことを望んでる。僕たちを見て僕たちの音楽を聞きながら幸せを感じる、そういう生活の中での癒やしを求めてるのに、今まであまりしてあげられなかった。そうやって、もらうものがなくても僕たちのことを待っていてくださって。それって簡単なことじゃないから本当にありがたい。」
私たちはただ信じたくて、待ちたくて待ってただけなのに、こんな風に言ってもらえるなんてINNER CIRCLEは本当に幸せなファンダムですよね。そしてファンが求めてることをここまでちゃんと理解してくれてるアイドル、もはや「推す」という感情以外を失う。
音楽の道を志す人は恐らく「自分の音楽を聞いてほしい」ってところから始まるのが普通だと思います。でもWINNERは今や「ファンはアイドルに癒やしを求めてる」ことを前提として、「聞いてくれる人にとって癒やしとなる音楽を届けたい」と意識して活動してくれる。これはある意味、売れる・売れないとか以前に「活動する」こと自体が奇跡みたいなグループだったからこそ辿り着いた答えなのかなと考えると、辛かった空白期も決して無駄じゃなかったと思えます。
最後に、4人で仲良く記念撮影。

この幸せが1秒でも長く続きますように。
お手紙コーナーでは、スンユン→ミノ、ミノ→スンフン、スンフン→ジヌと手紙を書いているのですが、なぜかジヌだけTo全員。いつだかのナムテを思い出しますね。
メンバーのことを「家族より大切な存在」「こんな弟たちを外でも家族だと言えることがとても誇らしくて嬉しい」と表現するジヌちゃん。弟3人もジヌちゃんのこと、だーい好きだよ(泣)
最後に、私が今回の記事で一番、伝えたかったこと。
最近のメンバーの発言から、私はWINNERとしてしっかりメンバー間で共有されている1つの覚悟を感じています。
スンユン「僕は責任感より欲が大きいと思います。欲があるので責任感が出てくると思うし…(中略)僕がWINNERとしてもっと多くの場所に出ていって、もっと高い所を目指すのが僕の欲なので」
(2018 WINNER SUMMER STORY in Philippinesより)
{PART 1} ENG SUB Video star episode Christmas special episode with Winner (위너) & Sandara Park
MC「スンユンが、スンフンの一言に感動したことがあったって?」
スンユン「そうなんです。"スンユナ…俺は自分のためじゃなく、お前のためにWINNERの活動を一生懸命やってるんだよ"って。僕がWINNERとして成し遂げたいことが大きいと知っているので、そんな僕の想いについていくっていうそんな意味で言ってくれたんです。」
(VIDEO STARより:動画13分40秒~)
lifebar 일과 연애 중인 강승윤! 그의 고민은? 181220 EP.102
スンユン「ジヌヒョンはもうすぐ軍隊に行かなければならないし、スンフニヒョンも同じく続いて行かなければならないから、焦りがあるんです。僕がリーダーという役割を担っていてプロデュースもしているので、メンバーが軍隊に行く前にある程度、僕たちが望む目標地まで到達していればこそ(除隊してからの)第2の人生を生きていけるはずだからって」
(인생술집より)
スンフン「正直に言えばWINNERがもっとうまくいけば嬉しいです。僕たちがずっと情熱を忘れずに"もっと高い所へ向かって進まなきゃ"という気持ちを持っていけば…一歩ずつでも前に進みたいという気持ち」
(2018 WINNER SUMMER STORY in Philippinesより)
「今の自分を説明するとしたら、現在位置をもう少し整理して更に1段階、進まなければならない状態。来年のキーワードを「挑戦」に決めた。定められた時間の中で戦わなければいけないだけに、2019年をどれほど更に忙しく一生懸命過ごすかがWINNERの未来に影響を与えると思う。」
(ELLE KOREAインタビューより)
「2019年が大事だと思う。成果のために挑戦をいとわないつもりだ。男子アイドルとして重要な問題もあり、様々なことがあって最も記憶に残る1年を作りたい。」
(YG LIFEインタビューより)
ミノ「WINNERはこれから…もっとよくなるしかないと思います。」
(2018 WINNER SUMMER STORY in Philippinesより)
…もう、痛いくらいに伝わってきますよね。
目前に迫った"兵役"というタイムリミットから逆算して、除隊後にWINNERとしてまた活動するために少しでも上を目指そうとしてる。だから2019年が勝負の年だと明言しています。
もちろんメンバーは主に韓国活動のことを念頭において話しているんだと思いますが、私が常に抱いている「WINNERに日本でもっと良い景色を見せてあげたい」という想いもより強くなっています。
何より嬉しいのは、彼らを応援してきた中で本人たちがここまで明確に大きな野望を口にするのってデビュー以来な気がしてて。
ご存知の通りWINNERはデビュー後に長い空白期間があり、その久々の活動も音楽番組にほぼ出なかったため大成功とは言えませんでした。日本のEXITツアーではスンフンが怪我してパフォーマンスは不完全、極めつけにはナムテが脱退して「EXIT」の年間プロジェクトも完全に頓挫…と、2016年は本当に苦しい年だったはずです。
そのため、「REALLY REALLY」で活動が軌道に乗るまではメンバーの発言も「大ヒットしなくても良い」「最高の場所までいけなくてもファンのみんなが一緒ならそれでいい」といった控えめな内容が目立っていました。これらは当時、そう言うことしかできなかったために紡がれた「忘れてはいけないけど二度と言わせたくない切ない言葉たち」だと私は思っています。
だってWINNERが心の底から向上心を捨てたことなんて、あるわけがないんですよ。何度もドン底を見たグループだから「これ以上の地獄は味わいたくない」という意味での現状維持を望んだことはあるかもしれないけど、一瞬たりとも立ち止まることなく前だけを見て走り続けて来た彼らの苦労は、ファンが一番わかっているはず。
ファンの間では「WINNERにはこの先も地道にホール規模の公演をし続けてほしい」と望む声も少なからずあります。確かにホールツアーは会場が狭くてファンとの一体感があって、メンバーが客席に降りてきて近い距離で交流してくれて、そんなの最高に楽しいに決まってますよね。この親近感もWINNERの強みであることは間違いないです。
でも「WINNERにホールのステージがふさわしいかどうか」という観点で考えれば、私は昨年のツアーだって何度も「狭すぎる」と感じました。
これがストリートライブから始まったソロのシンガーソングライターとかだったら話は別ですよ。小さいハコが似合うアーティストだって当然いるでしょう。どんな歌手でも、より大きい会場を目指すべきだと言いたいわけではありません。
では、WINNERは?
誰もが認めるK-POP界のビッグスター「BIGBANGの後輩」として壮大なサバイバル番組を勝ち抜いて「成功するために」生まれた、最初から特別な存在。そしてモンスターグループBIGBANGを誰よりも近くで見てきて、オープニングアクトとしてドームステージにも立たせてもらって、自分たちも先輩のように大きなステージで歌いたいと夢見たことないわけがないんです。
更に今、日本でアリーナ・ドームクラスのコンサートをするK-POPアイドルは珍しくありません。そんな状況下でWINNERに対して「ホールが似合ってる」なんて思えないし、言いたくないし、彼らの良さを一番わかってるはずのファンがそんな過小評価をしていて良いのかと。
人気爆発しなくたって息の長いグループになれば良いという考え方もあるかもしれませんが、そもそもアイドルグループが長く続いていくためには最高到達点をより高く持っていく必要があります。どのグループにも全盛期があり、そこを越えたら落ちていくのみ。だから上がれる時に、少しでも高い位置まで登っておかなければならない。
東方神起は2年のブランクを経て活動休止前と同じキャパでライブをやっていますけど、これってかなり稀有な例。なぜなら、ほとんどのトンペンは「K-POP」にハマったわけじゃないため後輩グループに流れるという現象が起きなかったからです。
でもWINNERの場合は既にYG宝石箱が大ヒットの予感ですし、そのことに関して本人たちも意識してないってことはないと思います。当たり前の理論ですけど、2年も休めばファンは後輩に流れて減る。だから、繰り返しになりますが今こそが頑張り時だし、スンフンの言う通り「2019年どれだけ頑張ったかが今後のWINNERを左右する」んです。
応援のスタンスは人それぞれだから強要したいわけではありません。でも最近のWINNERの言葉を見ながら、少なくとも私がずっと抱いていたこの想いはメンバーと同じだったんだなと感じられて嬉しかったです。「WINNERがもっと大きくなる」ことを望むのは間違っていないんだと。
私がそう望む原動力は、EXITツアーの神戸公演で感じた悔しさと虚しさ。武道館公演で見た幸せそうなメンバーの表情と、「僕にはもっと大きい舞台が似合いますよね?」というスンフンの言葉。
そして何より、いつも「WINNERを守り続けたい」と言ってくれるスンユンの存在。
YGの取締役になってYGという会社が続く限りWINNERを守ってくれるそうな。
私は前の記事で「WINNERの中で一番WINNERペンなのはスンユン」と書きましたが、その理由は彼の育った環境が大きく影響しています。
Q.スンユンが特にWINNERを大切に想う気持ちが大きな理由は…?
スンユン「"僕が寂しいから"だと思います。僕は1人息子で幼い頃、母と2人で暮らしたので1人でいる時間がとても多くて…でもメンバーたちは家族以外に確実に"僕の味方だ"という…そんな同僚、友だち、新しい家族、兄弟のような…集団の単位として僕だけの何かができましたし、そこに対する愛着が非常に強いと思います。それを失いたくないという想い、そしてもっと言えば、最初のスタートは僕たちメンバー間での約束だったとするなら、今は更に前進して多くのファンのみなさんとの約束になったので、約束を守りたいという欲?これも欲だと思います(笑)僕は欲深い人なんです。」
「あなたにとって○○(グループ名)とは?」という質問に対して大抵のアイドルは「家族」「兄弟」「自分の分身」的な感じで答えるのがお決まりだし、そうは言いつつも結局は解散や自然消滅を迎えるグループを沢山見てきました。だからこの質問に対する答えは、つい斜に構えて受け取っちゃうんですけど…
「メンバーは、家族以外に確実に"僕の味方だ"と思える存在」「WINNERは、集団の単位として自分だけにとっての新しい概念」
このシンプルだけど重みのある言葉に、WINNERの未来を託さずにはいられない。
"責任感が生んだ怪物"スンユンが人生をかけて守ろうとしているWINNERというグループが少しでも長く続くよう、私たちファンも一番近くで、そして同じ気持ちでありたいなと思います。
さて、ここまで辿り着いた方…あなたは本当に最高です。心より御礼申し上げます。もはや自分で読み返すのもためらうくらいの長さ(笑)
そんなあなたが明日からも頑張ろうと思える1曲をプレゼントします。
WINNER - 'MILLIONS' M/V
あと、ここまで散々WINNERを語ってきておいてなんですが、フィリピンの映像でBGMとして使われていて改めていい曲だなーと思ったこちらもどうぞ。
[Full Audio] Akdong Musician (AKMU) [악동뮤지션] - Green Window (초록창가)
アンミュ最高!!チャンヒョク、もう少しで帰ってきますよね?楽しみだなー。
こんな感じで、ぬるっと終わります。本当に読んでいただきありがとうございました。気が向いたらまた足を運んでくださると嬉しいです。